7月20日 アザミの花に来ているミヤマシロチョウを撮っていると、ギンボシヒョウモン が割り込んで来ました。見ていると、どちらも独占するようには見えず、お互いに気にしていないように思えます。午前中の曇り空で花の蜜を吸えなかった分、太陽が出たチャンスを逃がさないように花に訪れていました。

7月20日 午前10時頃、毎年 ミヤマシロチョウ が現れる場所に着きましたが、曇り空と強い風に飛ばされるガスの状況は変わりません。こんな天気なので蝶は全く現れません。約1時間待ちましたが、天候は変わりません。あきらめて下山しようと考えていた時、M.Yさんからの電話で「午後から晴れる」の情報で思いとどまりました。その後、情報通りに太陽が出始め ミヤマシロチョウ が飛び始めました。ミヤマシロチョウ は、メスが多く見られましたが、下山しなくて良かったと思いました。

 

産卵中のミヤマシロチョウ。

7月20日 急な斜面を登り続けると、石の上で ヒメアカタテハ が翅を広げていました。気温は低く、曇り空でガスが強い風で流されているので、少しでも暖かい石の上を選んだのかもしれません。そっと見守り、急登をさらに進みました。

7月20日 峠から山の方に登ってすぐに、フタスジチョウ がじっとしていました。曇り空で、強い北風とガスで一面真っ白です。気温も低く、半袖のシャツでは寒く感じます。こんな天気なので フタスジチョウ は、我慢して晴れ間を待っているのでしょう。

7月10日 ウスイロオナガシジミが見つかった場所の近くに アイノミドリシジミ のメスが居ました。明るい場所に居たので、メスの特徴である赤みの翅が鮮やかです。長い時間同じ場所に居たので、ゆっくり撮影出来ました。その後、しばらく歩いた林の中ではオスが居ました。こちらは動き回り、飛んだ時の光る緑色の翅が鮮やかでした。

少し暗い林の中に居たオス。

7月10日 S.Sさんと卍巴飛翔を見ていると、M.Kさんから携帯電話を頂きました。ウスイロオナガシジミ が出ているとの連絡で、急いでそちらに向かいました。 着いた時は、低木の茂みに入ったとのことでしばらく待ちました。そして、茂みの中の ウスイロオナガシジミ を見つけ撮影出来ました。この ウスイロオナガシジミ の斑紋は、とても独特な模様をしていました。

7月10日 歩きはじめると、 ホシミスジ が飛んでいました。今の時期、ここで必ず見られますが、今年は数が少ない感じがします。フワフワと人の周りを飛ぶ ホシミスジ は、ここのお馴染みの蝶です。