2月12日 気温が高くなる予報(15℃)なので林に出かけました。10日に降った雪が日陰に少し残っているところがあります。従って、思ったより気温が上がらないのか、蝶の姿がありません。かなり歩いて、土手の南面で越冬中の キタキチョウ が飛びました。しかし、飛んでもすぐに枯れ草に降りて来て、飛び続けることはありませんでした。

2月6日 広く田んぼが続くところの水路の土手に モンキチョウ が飛んでいました。この田んぼは二毛作で、今は麦の芽が出ています。そこを一直線に水路が1km位続いています。 モンキチョウ は水路の土手を何度も往復しながら飛び続けています。しばらくして、やっと止まったところを撮る方法しかありません。今年羽化した モンキチョウ を初めて見ることが出来ました。

交尾中の モンキチョウ が居ました。

2月5日 待っていた林の中で、ムラサキシジミに続いて ムラサキツバメ が出て来ました。開けた場所の背後に生えているシロダモの高い枝から降りて来ます。太陽が届き風がこない地上近くが暖かいからでしょう。秋の頃から比べると、翅の損傷から越冬中の厳しさを感じます。

2月5日 正午過ぎの暖かく感じた頃、足元に テングチョウ が飛んできました。今の時期は蝶が少ないですが、越冬中の テングチョウ が現れてうれしくなると同時に春が近づいていることを感じました。

2月5日 風弱く、良い天気なので林を歩きました。今は林の中の木々は落ち葉となって、明るくなった遊歩道となっています。一通り林をめぐりましたが蝶は出て来ません。林の中を隅々まで歩いた昼過ぎ、やっと ムラサキシジミ が出て来ました。その ムラサキシジミ は、葉の上より落ち葉の方が暖かいのか地面で翅を広げる動作を繰り返ししていました。

1月9日 温度が14℃位となる天気予報でしたので、いつもの林に行きました。林に着くと ムラサキシジミ が葉の上で翅を広げていました。しばらく待っていると、ムラサキツバメ、テングチョウも出て来ました。やはり温度が高いのでしょう。 ムラサキシジミ の中で、翅の一部が漂白しているような固体が居ました。このような ムラサキシジミ を見たのは、初めてでした。

以下、翅の一部を漂白したような ムラサキシジミ です。

12月29日 久しぶりにいつもの林に行きました。林の中の木々の葉は落ち、下草も枯れて遠くまで見渡せ、明るい林になっています。背中に太陽を浴びて待っていると、ムラサキツバメ が降りて来ました。この ムラサキツバメ が現れたのは、ほんの少しの時間でしたが、出会えてよかったと思いました。

12月8日 穏やかな良い天気です。いつもの林に入ると、蝶の仲間の皆さまが ムラサキツバメ を撮っていました。 ムラサキツバメ は数回ほどサザンカの花に蜜を吸いに来てくれました。高い木の上から静かに落ち葉が降りてくる中で、皆さまと昼過ぎまで過ごしました。

12月7日 風がなく暖かいなか ムラサキシジミ を待ちました。そしてすぐに ムラサキシジミ は現れてくれました。今の季節、蝶とめぐり会うことがなかなかありませんが、ここでは、期待通りに会うことが出来る貴重な場所です。