6月30日 岩手県中部に M.Kさんと チョウセンアカシジミ を見に行きました。
チョウセンアカシジミが居るデワノトネリコの木から、少し離れた雑木林で蝶を探していると、携帯電話が鳴りました。M.Kさんからで、ウラキンシジミ が居る」と言うのであわてて戻りました。良く見るととてもきれいな ウラキンシジミ(メス)です。今までの経験では ウラキンシジミ は、いつどこに現れるか分からず見つけてもすぐ飛ばれてしまう記憶があります。しかし、この ウラキンシジミ は、デワノトネリコの葉の上からほとんど移動しません。
M.Kさんは、トネリコの木には ウラキンシジミ の期待がある」と言った予言通りでした。さすが、シジミチョウ類が大好きなM.Kさんです。
今日のチョウセンアカシジミを撮り終えて、帰る間際の ウラキンシジミ の出現に、二人で軽い足取りで駅に向かいました。

近づいても、飛び出さない この ウラキンシジミ は、羽化直後だと分かりました。蛹から羽化する時に、体液の老廃物・羽化液(蛹便(ようべん))を出してました。これで、やっと飛べるようになるでしょう。