5月15日 長野県東部にオオルリシジミを見に行きました。
オオルリシジミが蜜を吸うアカツメクサに、ウラギンヒョウモン も寄ってきて、この敷地を共有していました。
蜜を吸う様子を見ると、セコセコするウラギンヒョウモン と ゆったりするオオルリシジミの違いが面白く感じました。

5月15日 長野県東部へ天然記念物に指定されている オオルリシジミ を見に行きました。
快晴で気温は高いですが、さわやかな乾いた風もあり気持ちの良い一日でした。遠くに夏鳥のカッコウの声も聞こえます。
周りの田んぼは、田植え前の水を張って準備をしています。カエルの声も聞こえてきます。
オオルリシジミは、やや多く飛んでいて今咲いている花に止まります。撮影者はほとんど居なく、広い敷地内を歩きました。

オス のオオルリシジミ。表の前翅に黒斑が見えないので判別出来ます。

メス のオオルリシジミ。表の前翅に黒帯が見えるので判別出来ます。

メス のオオルリシジミ。表の前翅に黒斑が見えるので判別出来ます。

交尾中のオオルリシジミを見つけました。

5月14日 昨夜降った雨は、朝には止んでいました。午後からいつもの林に行きました。
15時頃から少し大きめの白っぽい蝶が飛び始めました。ウラゴマダラシジミ です。いつもの年より1週間も早く現れました。
しかし、よく見ると鱗粉がすれてますので、羽化して日数が経っていると思われます。今年は蝶の発生がいつもより早いと感じます。

食草のイボタの木の花に止まりました。

5月12日 クモマツマキチョウを見たいので、長野県に行きました。
クモマツマキチョウは、なかなか姿を現わさないまま、周辺を見渡していると白っぽい蝶が飛んできました。
クモマツマキチョウのメスかも知れないので、近づいてみると、越冬後の スジボソヤマキチョウ でした。
ここは、標高約1,400mで、まだ日陰には雪も残っています。厳しい冬を耐え抜いてきた様子は、色あせた羽の色からも分かります。
花の蜜を吸って、最後の力を出し卵を産んで一生を終えるスジボソヤマキチョウはすごいなと思いました。

5月11日~12日 クモマツマキチョウ が発生していると聞き、急遽、長野県に行きました。
昨年は、クモマツマキチョウのメスを撮影出来ましたが、オスは撮影出来ていないので、どうしても撮りたくて行きました。
クモマツマキチョウは、道路沿いの草や崖の中腹に咲くスミレの花に飛んできました。花に止まってもすぐに飛んでしまうので、撮影が大変でした。そして、出現した個体数は多くありませんでした。
前翅の橙色がうつくしいオスが撮れて願いが叶いました。

斜面に咲くスミレの花に止まりました。

5月6日 ギフチョウで有名な長野県北西部に行きました。ギフチョウを探しながら林道を歩いていると、サカハチチョウ(春型) が道の中程で吸水していました。
サカハチチョウは、吸水を繰り返しながら、しばらくの時間きれいな羽を見せてくれました。

サカハチチョウは、少し飛んで場所を変えて吸水を繰り返していました。

5月6日 以前から行ってみたいと思っていた、ギフチョウで有名な長野県北西部に行きました。
しかし、曇り時々晴れの天候のため、ギフチョウの出現は少なく、撮影のチャンスはありませんでした。
ギフチョウはあきらめて、午後からは、いつもお世話になっている M.Yさん の案内で クロツバメシジミ を見に行きました。
そこは、河川敷の石積みの間に クロツバメシジミの食草であるツメレンゲが点々と生えてます。
小さなクロツバメシジミは、食草の周りを黒褐色を見せながら飛ぶのでよく分かります。
見たくてもなかなかチャンスが無かったクロツバメシジミに会えて、良かったとともにM.Yさんにいつも感謝です。

クロツバメシジミは、幼虫の食草のツメレゲに留まる事が多かったです。

太陽が傾いてくると、まだ暖かい石の上に止まるようになりました。

交尾中のクロツバメシジミも居ました。

5月5日 毎年、ウスバシロチョウ を見ることが出来る山間に行きました。途中の県道では、連休を利用してツーリング中のオートバイと何度も会いました。
午前11時頃に着くと、ウスバシロチョウ が花の蜜を吸っている最中でした。ウスバシロチョウの個体数は多くありませんが、今が撮影のチャンスでした。
花の蜜を吸い終わると、高い木の上や草の上を飛んで止まろうとしませんでした。
ウスバシロチョウを、今年も見ることが出来て安心しました。

5月4日 午後6時頃、家の庭に、クロアゲハ が羽を休めていました。庭には、種から育ったミカンの木が何か所あり、アゲハ、ナガサキアゲハ、そしてこのクロアゲハが、卵を産みに飛んできます。きっとこのクロアゲハは、ここで育ったのだと思います。
もう薄暗くなりはじめたので、今日はここで夜を過ごすのでしょう。

そっと、花に移しました。