7月29日 長野県東部に行きました。念願だったムモンアカシジミの写真が撮れたので、少し余裕が出来ました。
林の中の少し暗い道のクヌギの木に キマダラモドキ が止まりました。樹液を探しているようです。
キマダラモドキ を良く見ると、裏の翅の文様が独特で、なんとも言えなく良い蝶だと思いました。

7月29日 長野県東部へ ムモンアカシジミ を見に行きました。これは、いつもお世話になっているM.Yさんからの情報で、初めて行く場所でした。
午前9:30頃から林の中の道をぐるぐる回りましたが、なかなか見つかりません。お昼近くに、やっと1頭目が8m位先の低木の葉の上で見つかりました。そして、2頭目、3頭目が次々に見つかるようになりました。いずれも、いつの間にか葉の上に現れた感じで、飛んでいる姿から見つけたものではありません。
やっと見ることが出来た ムモンアカシジミ は、思っていた通りできれいでした。

2頭目の ムモンアカシジミ の足に綿のようなものが見えます。

3頭目は、頭上にいました。

 

7月26日 群馬県中部の高原に行きました。曇り空の中、高原をひと回りしてお昼にしました。おにぎりを食べている間も、ガスが山に沿って流れて行きます。
お昼の休憩を終えて、蝶を探しに歩きはじめてすぐに、ホシミスジ が止まりました。太陽が出ている時の ホシミスジ は、飛び続けてなかなか止まってくれませんが、この曇り空のせいか少し移動して飛び立とうとはしませんでした。

 

7月26日 群馬県中部の高原に行きました。相変わらず曇り空で、いつ雨が降るか分からない状態です。
草地の道の草が濡れているので、ひざから下はびっしょりです。この草地でのお目当ては、ホシチャバネセセリ です。
ススキの葉を丁寧に見ながら歩いて行くと、丁度、目の高さでじっとしている ホシチャバネセセリ を見つけました。久しぶりに見る ホシチャバネセセリ は、ほんとに小さいセセリチョウです。
曇り空なので活発でない ホシチャバネセセリ でしたが、草から飛び出すと一瞬でどこかに消えて行きました。

7月26日 久しぶりに、群馬県中部の高原に行きました。台風6号の影響のため、天気は曇り空、流れてくるガスで高原は一面白くなったりします。
山に沿った低い木に、ジョウザンミドリシジミ のオスがテリトリーを主張していました。自分より大きいヒョウモンチョウなど、近づいて来るものを見つけると飛び立って追い払い、元の場所に戻る動作を繰り返していました。

7月16日 栃木県北西部にオナガシジミを見に行きました。オニグルミの林の中の下草は、降った雨で濡れています。用意した長靴をはいてオナガシジミを探しましたが、簡単には見つかりません。
林の中の小さな川の近くで、ゴイシジミ が居る」と教えていただきました。 ゴイシシジミ は、下草にそっと止まっていました。
ゴイシシジミは、いつ見てもすっきりしたシンプルでかわいい蝶だと思います。そして、この ゴイシシジミ は、少し大きい個体のように思えました。

7月16日 朝まで強い雨が降っていましたが、栃木県北西部に向けて出発する頃には雨は止みました。
現地で、待ち合わせた M.Kさん、S.Yさん と オニグルミの林で オナガシジミ を探しました。
大きなオニグルミの木の枝を近くから、そして遠くから探しましたが、なかなか見つけられませんでした。しばらくして、M.Kさんが高い位置の葉の上に居る オナガシジミ を見つけました。オナガシジミ は、葉の上を少し移動したものの長い時間留まっていました。
以前から見たかった オナガシジミ にやっと会えました。M.Kさん、S.Yさんに感謝です。
そして、どんよりとした空は、最後まで続きましたが、きれいな オナガシジミ を見ることが出来、晴ればれとした気分になりました。

オニグルミ の実も大きくなっていました。

7月10日 久しぶりにいつもの林に行きました。今日も太陽は出てくれず曇り空です。草地を歩いていると、一角に黄色い花が咲いている場所で モンシロチョウ が盛んに蜜を吸っていました。
白い羽の モンシロチョウ は、遠くに居てもすぐ存在が分かります。自然界に溶け込む色をしていない モンシロチョウ は、捕食者にすぐ見つかってしまうのに、といつも思っています。一番身近な蝶のひとつです。

7月10日 曇り空や雨の日が長く続いています。久しぶりにいつもの林に行きました。
林に中の道は草が覆い茂り、ここを歩く人も少ないようです。林の中に入るとすぐに ジャノメチョウ が飛んでいました。
ジャノメチョウ は少し大型で黒っぽいので遠くに居ても分かります。歩くたびに右・左から ジャノメチョウ が飛び出して、近くの草の中にもぐります。
それにしても、この林でこんなに沢山の ジャノメチョウ を見るのは初めてでした。

7月1日 再度、チョウセンアカシジミ が見たくて岩手県中部に一人で来ました。
昨日と同様に、どんよりとした曇り空で、流れてくる雲により小雨が降りますが傘は不要です。午前中、チョウセンアカシジミ は、デワノトネリコの葉の上でじっとしていました。お昼を過ぎると、木の上の方で飛び始めました。昨日と同じような行動でした。
チョウセンアカシジミ の写真を撮っていると、隣の市から来た母と娘さん? と話をする機会があり、頂いたコーヒーを飲みながら チョウセンアカシジミ が貴重で町の天然記念物であることをお話ししました。お二人はこの場所に時々来られるようですが、チョウセンアカシジミ を見たのは初めてのようでした。考えてみれば、一年のうち チョウセンアカシジミ が見られるのは約2週間位だとすると、身近に貴重な蝶が居ても気が付かないでしょう。そして、今日、家を出てから人と話をしたのは、このお二人が初めてだったと気が付きました。